はじめに
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この調査は、町中や水辺にすむ生きものの分布状況を市民参加で調査し、その結果をまとめるとともに身近な自然に対する関心を高めることを目的に実施いたしました。
参加の呼びかけに、小学生から大人まで、約1万1千人の申込をいただき、5千人を超える報告が寄せられました。
あらためて、市民の皆さんの環境に対する意識の高さを感じずにはいられませんでした。
わがまちは、山、川、海と豊かな自然環境に恵まれていますが、調査報告にあわせていただいた意見には、生きものが少ないと感じた、意外に多くの生きものや植物に触れることができた、などさまざまなものがありました。
いずれにしても、この調査が身近な自然に気づくきっかけになったのではと感じております。
昨年12月、西宮市は、より良い地球環境を次世代に引き継ぐため、市民、事業者、行政が一体となり、地球環境の保全と環境にやさしいまちづくり、地域づくりに取り組む「環境学習都市宣言」を行ないました。
皆さんの貴重な調査結果やご意見・ご感想は、今後の施策展開の資料として活用してまいりますが、すばらしい自然や環境を未来の子どもたちに引き継いでいくためにこの報告書が役立てば幸いです。
最後になりましたが、この調査を実施するにあたり、西宮自然保護協会、西宮市立中学校理科教育研究会をはじめとする多くの方々にご協力をいただきましたことにお礼申し上げます。
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平成16年3月
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