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III. 調査報告
  2. 水辺の自然
  1) 調査結果

前回(1989年)の水辺の自然調査では、以下のポイントでの調査はありませんでした。
香櫨園浜・御前浜/甲子園浜/北山貯水池/金仙寺湖/その他の池

(1) アユ
アユ
体長20〜25cm。寿命は1年。海と川を回遊する。春に幼魚は川をのぼって、中流域で育つ。岩場の藻をつついて食べる。大きな口、えらの後ろに黄色のはん点がある。
市内全域での報告件数 : 今回 305
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(2) オイカワ
オイカワ
体長15cm。中流域の、流れのはやい浅瀬に多くあつまる。雑食で、藻や虫を食べる。オスの体は、5〜8月に青緑色やピンク色の婚姻色が出る。動きはすばやい。
市内全域での報告件数 : 今回 709
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(3) フナ
フナ
琵琶湖産のゲンゴロウブナが各地で繁殖し、ヘラブナと呼ばれている。体長30cmほど。フナは、少々汚れた水でも平気である。下流から中流域にいる。コイとにているが、ひげがない。
市内全域での報告件数 : 今回 882
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(4) オオクチバス
オオクチバス
体長30〜50cm。口が大きく小魚や虫、エビなどを食べる。北アメリカ原産だが、各地の湖や沼で繁殖している。ブラックバスともいう。

前回(1989年)の調査では、ブルーギル・オオクチバス として調査しました。

市内全域での報告件数 : 今回 331
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(5) カワセミ
カワセミ
背中がブルー、腹がオレンジ色でとても美しい。口ばしは、体に比べて大きい。冬は川の中流域付近に現れるが、夏場は山奥の水辺にいる。なわばり意識が強く、30分もすれば同じ場所に戻ってくる。
市内全域での報告件数 : 今回 350
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(6) コサギ
コサギ
最も小型の白サギだが、カラスぐらいの大きさである。足の指が黄色いのが特徴。春になると頭に2本の飾り羽が伸び、腰の羽はカールする。留鳥。鳴き声は「グワー」。
市内全域での報告件数 : 今回 2055
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(7) セグロセキレイ・
  ハクセキレイ

セグロセキレイ・ハクセキレイ
セグロセキレイは、頭・背・脚が黒く、川の中流部にいる。ハクセキレイは、顔・腹が白く、目を通る黒い線がある。下流部や海岸に多い。どちらも尾羽をよく振る。スズメより少し大きい。
(写真右上はセグロセキレイ、左下はハクセキレイ)
市内全域での報告件数 : 今回 591
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(8) カイツブリ
カイツブリ
川や池にいる。首すじが赤茶色で、全体は黒褐色。目は黄色。魚やエビを捕らえようと、さかんに水に潜る。水面に水草を積み重ねて浮巣を作る。ハトよりやや小さい。留鳥。
市内全域での報告件数 : 今回 335
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(9) ハマシギ
ハマシギ
浜辺にいる。からだは茶色に白黒のまだら模様だが、夏羽では腹部が黒くなる。ハトよりやや小さい。数10羽の群れで飛ぶことが多く、いっせいに向きを変える。鳴き声は「ビリー」。
市内全域での報告件数 : 今回 204
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(10) ウシガエル
ウシガエル
体長10〜18cm。鳴き声が牛の声に似ている。オタマジャクシも大きく、一冬を越して2年目にカエル(成体)になる。”こまく”が大きい。食用ガエルとしてアメリカから移入された。
市内全域での報告件数 : 今回 655
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(11) サワガニ
サワガニ
甲羅の幅(甲幅)は25mm。きれいな水の小川にすむ。日本で唯一、一生を淡水ですごすカニ。水中の石や落ち葉の下にかくれている。一般的に、右のつめが大きい。

淡水にすむはずのサワガニについて、海浜での報告が寄せられましたので、今回の調査報告では、海浜での報告を割愛しています。

市内全域での報告件数 : 今回 733
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(12) アメリカザリガニ
アメリカザリガニ
体長10cm。ウシガエルのエサとして移入された。多少汚れた水でも生きていける。歩行用の脚が4対と、腹部にはおよぐための平たい脚がある。
市内全域での報告件数 : 今回 511
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(13) ヤドカリ
ヤドカリ
頭胸部はカニ、腹部はエビに似ている。柔らかい腹部を守るため、腹を巻貝の抜け殻にさしこんでいる。体が大きくなると、ちょうどよい大きさの貝殻を見つけて引越しする。浜辺にいる。

海浜部に生息するヤドカリについて、今回河川(淡水)での報告が寄せられましたが、今回の調査報告では、河川(淡水)での報告を割愛しています。

市内全域での報告件数 : 今回 468
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(14) オニヤンマ
オニヤンマ
体長10cmほどで、日本最大のトンボ。谷あいをゆうゆうと飛ぶ。往復飛行する性質があり、同じ場所に舞い戻ってくる。止まるときは、木の枝にぶらさがる。6〜9月。

前回(1989年)の調査では、ギンヤンマ以外のヤンマ類 として調査しました。

市内全域での報告件数 : 今回 1127
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(15) ハグロトンボ
ハグロトンボ
体長6cmほどで、からだは細長く、金属的な緑色。4枚の羽は黒色で、形が似ていて細長い。やや日陰のゆるやかな流れの川によくいる。4〜7月。

前回(1989年)の調査では、ハグロトンボ類 として調査しました。

市内全域での報告件数 : 今回 1012
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(16) アカトンボ類
アカトンボ類
アカトンボとは、アキアカネ、ナツアカネ、マユタテアカネ、ミヤマアカネなどの総称。夏から秋にかけて成熟すると、オスのからだの色が赤くなる。
市内全域での報告件数 : 今回 1967
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(17) ホタル
ホタル
ゲンジボタルは体長が10〜20mmの大型で、光り方が強い。頭のうしろに黒い十字模様。水のきれいな川にすみ、カワニナを食べる。ヘイケボタルは体長7〜10mm。頭のうしろに黒く太い縦すじの模様。水田や池にいて、タニシを食べる。ともに6月〜7月頃に見られる。
市内全域での報告件数 : 今回 558
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(18) オランダガラシ
  (クレソン)

オランダガラシ(クレソン)
アブラナ科で別名はクレソン。夏に白い花が咲く。ヨーロッパ原産であるが、水のきれいな川で野生化している。茎や葉に香りと苦味があり、食用にされる。
市内全域での報告件数 : 今回 188
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(19) ガマ類
ガマ類
ガマ科。池や沼に生え、高さが2m越えるものもある。夏に茎の先に、茶褐色の花の穂をつける。冬になると葉や茎は枯れるが、水底のどろの中に張った地下茎は枯れない。
市内全域での報告件数 : 今回 577
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(20) カナダモ類
カナダモ類
トチカガミ科。オオカナダモは4枚の葉が輪生し、コカナダモは花3枚の葉が輪生する水草。茎の長さはともに1mほど。オオカナダモはアルゼンチン、コカナダモは北アメリカ原産。藻ではなく、白い花が咲く種子植物。

前回(1989年)の調査では、オオカナダモ として調査しました。

市内全域での報告件数 : 今回 709
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